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修理工房

70年前のヤマハ G3のピン板を交換いたしました

古いピン板1.jpg

古いピン板2.jpg

ピン板に亀裂。この状態ではチューニングピンのトルクが保持できず調律することもできません。

新しいピン板 1.jpg

新しいピン板 2.jpg

ピン板自体を新しいものに交換。製造メーカーで培った熟練工の仕事です。

外装の塗装

先日弦張りを終えたピアノですが今度は外装の塗直しを行います。

古い塗料は丁寧にはがし下地を出していきます。
塗装   はがし1.jpg

塗装   はがし2.jpg


新しい塗料を塗り直し磨きだします。
塗装 仕上がり1.jpg

塗装 仕上がり2.jpg

張弦作業

前回ピン板を交換したピアノですが今日は新しく弦を張っていきます。

取り外したフレームは汚れを落とし金粉塗装を施しました。
フレーム塗装 1.jpg

ピアノ本体にフレームを固定し弦を張っていきます。
弦張り1.jpg

弦張り2.jpg

ピン板の交換

ピアノの弦を保持するチューニングピン。

このチューニングピンのトルクを支えているのがピン板です。

古くなったり、過乾燥によって割れたりしたものはピンを保持できず調律することができません。

今日はそのピン板を交換します。

古いピン板 過乾燥によって亀裂が生じてます。

ピン板の交換1

ピン板の交換2

古いピン板を全て剥がします。

寸法に合わせオーダーしたピン板を新しく取りつけます。

ピン板の交換5

響板の割れ修理

響板は弦の振動を伝えるピアノにとって最も重要な部分です。

過乾燥により割れることが有りますが、同じ材料を使い修復します。

修理前

響板修理前 1.jpg

響板修理前 2.jpg

響板修理前 3.jpg

修理中

響板修理.jpg

修理後

響板修理後 表.jpg

響板修理後 裏.jpg

響板修理後 裏 拡大.jpg

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