伝統と革新をモットーに、初心者用ピアノからコンサートピアノまでと幅広く良質なピアノを提供していきたいと願っております。
1851年、ジュリアス・フォイリッヒはドイツ・ライプツィヒ市にて、ピアノ製造会社FEURICHを創業しました。18世紀よりピアノとハープの製造を営んできた彼の祖父の代からの伝統は、こうして新たな時代へと受け継がれたのでした。(FEURICHはドイツで初めてアンダーダンパーアクションのアップライトピアノを発売した製造者です)
優れた音楽性と、美しいデザインはヨーロッパのみならず世界中で高い評価を受けました。
ピアノ演奏会ではFEURICHの音色の美しさと、音量の豊かさでピアニストの期待に見事に応えました。
1911年には2つ目の工場がLeipzigに建てられます。ここでは360名の職人たちによって、年間1,000台のアップライトピアノ、600台のものグランドピアノが生産され世界中に出荷されていきました。
1959年にMittelfrankenに新工場を設立し、年間3,000台のアップライトピアノと300台のグランドピアノが生産されました。
1999年、完成されたFEURICH新モデルがGunzenhausen工場で生産が始まりました。こうして音の伝統は受け継がれていきます。
160年にわたり守り続けられた、ドイツの伝統的なピアノ作りの技術を、今こうして引継ぎ作り続けることが出来ることを、心より感謝いたします。
Feurich社は独自の生産ラインを持っております。ヨーロッパのスタンダードを守りコストパフォーマンスの優れたピアノ作りに成功しました。専門家チームの生産管理の下に、世界基準のピアノを作ります。
駒・ピンブロック・内廻し等には、高品質のヨーロッパ、カナダ等の硬材を使用します。最もピアノに適し選別された木材は、経年変化による狂いが無い様に各パーツに合わせて慎重に保存、乾燥しピアノになるその日を待ちシーズニングされます。
-
- ピアノの心臓部となる響板・響棒にはオーストリアやロシア等で長い年月をかけゆっくりと育った木目の細かいドイツトウヒを使用します。
-
- ハンマーフェルトには安定した品質のドイツFFW社製が使用されます。
-
- ピアノ内部に使用されるフェルト類は、信頼あるイギリス・ヘインスワース社の最高級グレードのフェルトを使用しています。
-
- アルミ鍵盤フレーム。経年時のバランス構成を追及。気候変動に変化しないアルミダイキャストを採用。
-
- ピアノ弦には定評ある、ドイツレスロー社製ミュージックワイヤーを使用します。
-
- 試弾機によって耐久テストが繰り返えされます。